お家で淹れるおいしいアイスコーヒーの作り方を紹介します。
3つの方法を紹介しますので、お好みでお試しください。
<1 急冷式>
あらかじめグラスに氷をたっぷり入れておいて、温かいコーヒーを一気に注いで作る、「急冷式」です。きりりとした、濁りの少ないアイスコーヒーになります。
できあがり約200mlの場合
1 ホットコーヒーを100ml淹れる
コーヒーの粉20gで、ホットコーヒーを100ml淹れます。
濃いめにじっくり淹れた方が、味がしっかりでます。
2 氷をいれたグラスに一気に注ぐ
大きめのグラスにたっぷり氷を入れ、そこに1のコーヒーを熱いうちに 一気に注ぎます。温度を下げるのに時間がかかると、濁りが出てきますので、思い切って一気に。
3 かき混ぜて完成
ストローやスプーンでかき混ぜて、全体が冷たくなったら完成です。
時間が経つと氷が溶けて薄くなってきますので、お早めにどうぞ。
ミルク、シロップを入れず、ストレートで飲む方にもお勧めです。
コーヒー豆の味が直接出ますので、高品質の豆をお使いください。
<2 作り置き式>
ホットコーヒーを作って、早めに粗熱をとって、冷蔵庫で冷やしておく方法です。
濃度のある、どっしりしたアイスコーヒーになります。
できあがり約200mlの場合
1 ホットコーヒーを200ml淹れる
コーヒーの粉20gで、ホットコーヒーを200ml淹れます。濃いめにじっくり淹れた方が、味がしっかりでます。
2 粗熱をとる
できるだけ早めに粗熱を取りましょう。サーバーごと、氷水をはったボールなどに入れれば、早く冷やせます。
抽出量をやや少なめ(180mlくらい)にして、氷1,2個をサーバーの中のコーヒーに入れてもいいでしょう。
3 冷蔵庫に入れ、しっかり冷えたら完成
粗熱が取れたら、冷蔵庫で冷やします。冷えたら完成です。多めに作っておけば、飲みたい時にすぐ飲めます。
時間が経つと風味が落ちてきますので、その日のうちくらいに飲み切りましょう。
しっかりした味のコーヒーになりますので、冷たいミルクと混ぜて、「アイス・カフェオレ」にしたり、アイスクリームを乗せて「コーヒーフロート」にするのもいいですね。。
<3 水出し式>
コーヒー粉を水に溶かして、ペーパーフィルターで濾す方法です。
あっさりめですが、クリアで飲みやすいアイスコーヒーになります。
粉の挽き具合は、やや細かめの「中細挽き」程度で。
できあがり約200mlの場合
1 コーヒー粉と水を入れて混ぜる
コーヒーサーバーなどの容器に、コーヒー粉20gと、水240mlを入れて、スプーンやへらなどでかき混ぜます。
2 冷蔵庫で冷やす
そのまま冷蔵庫に入れて冷やします。
目安は8~16時間くらい。時間が短いと軽めに。長いと濃いめになります。
3 濾して完成
別のサーバーを用意して、ドリッパーにペーパーフィルターをセットし、そこに冷やしておいた、粉の浸っているコーヒー液を注いで濾します。
ドリッパーとペーパーは、大き目のものを使うと濾しやすくなります。
濾して完成です。冷蔵庫で2,3日は持ちます。
あっさりした味になりますが、お湯を使っていないので、香味が長持ちします。
朝、コーヒーを淹れる時間が取れない時でも、冷蔵庫から出して電子レンジで温めるだけで、ホットコーヒーになります。
ミルクを入れて温めれば、簡単「カフェオレ」が作れます。
「水出し珈琲用のポット」も販売されています。
粉を濾すフィルターが付属していますので、フィルター部分に粉を入れて、水を注ぐだけですのでより簡単に作れます。